同じ食材でも、調理法が違えばカロリーは増えもしますし、減りもします。
日々どんな点に注意して調理すればよいのでしょうか。
まず、常に分量をはかるのはダイエット調理法の基本姿勢です。
面倒でも目分量ではなく、材料と調味料の分量ははかりましょう。
肉や魚は脂肪の少ない種類を選んでください。
豚や牛はヒレを使い、鶏は皮や脂肪を取ってムネやささみを使いましょう。
魚は白身魚や青身魚がおすすめですが、腹側より背側の方が脂肪が少ない部位です。
刺身ならトロではなく赤身を選びましょう。
濃い味つけにすると炭水化物を食べ過ぎますので、だしを利かせて薄味にするのが基本です。
油を使わずに焼くと素材の旨味も引き出されますし、熱で溶けた油を取り除けば、同じ食材でもかなりカロリーを減らせます。
ダイエットなら茹でて油を落とすのもおすすめで、しゃぶしゃぶにして肉のみ食べれば満足度は変わらずヘルシーにいただけます。
蒸しは脂肪が減るわけではありませんので、煮込みで油を溶かし出し、冷えて白く固まったところを取り除くのもよい方法です。
ポイントはこまめに油ぬきをすることですので、厚揚げや油揚げに熱湯をかけたり、お湯にくぐらせて余分な油を取り除くなど、ほんのひと手間かけて工夫しましょう。